Shadeのコツ<CG用語集>

 
CG関係の本を読んでいても、Shadeだけの知識だとさっぱりなことも多いため、用語集を作り始めました。内容的には偏っていますが、何かの参考にしてもらえればこのコーナーは成功といえます。
 こんなのを調べてよ、ここ間違ってるよ、といったことがあればブログや掲示板で教えてくださいな。

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 アルファベット

 
あ行

アンビエント(周囲光)
周囲から当たっている光を擬似的に表現する。Shadeでは環境光にあたる?

イメージベースドライティング(IBL)
写真などの画像を光源として扱う照明方法。全体を包み込む照明になるため、深い色合いと影が表現できる。画像中の輝度値(白系色の多さ)や色が被写体に反映される。

異方性反射
形状の光沢のサイズをUV方向に対して設定する。(金属や髪の毛など1方向に伸びる光沢?)

エリアライト
面積を持つ光源。柔らかい光や影を表現できる。Shadeの面光源に相当。

オムニライト
空間の1点から照明するライト。全方位に照明される。Shadeの点光源に相当。
 
 
か行

グローバルイルミネーション(GI)
通常の光源は直接物体を照明するが、GIでは間接光も表現する。これにより物体同士の照り返しや物体に回り込む光や影を表現でき、リアリティある画像を得られる。Shadeのパストレーシングフォトンマッピングラジオシティに相当。
 
 
さ行

サブサーフェイス・スキャタリング(SSS)
物体内部での光の拡散を表現する技術。プラスティック、人の肌などの質感がよりリアルに表現できる。Shadeにはこの機能はないため、バックライトテクスチャで擬似表現することもある。

サブディビジョン・サーフェイス
少ないポイント数のボリゴンを滑らかな曲面として表現する手法。詳しいことは不明。Shadeの角の丸めに相当。

スペキュラー(鏡面反射光)
光源の映り込みによる強いハイライト。Shadeでは光沢で表現されている。
 
 
た行

ディフューズ(拡散反射光)
主にテクスチャで表現される。

ディレクショナルライト
どの方向に対しても同一・均一に照明する。太陽光など強い指向性と明度をもつ光のこと。Shadeの無限遠光源に相当。

トランスルーセンシー(透過光)
物体を透過する光を表現する。後方の光源が物体内部を透過する表現に使う。Shadeではバックライトに相当(簡易的だが)する。
 
 
な行
 
 
は行

ハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ(HDRI)
BMP画像では24bitまでの情報をもつ。HDRIはさらに多くの色情報(32bitや64bitなど)をもった画像。これとIBLを併用することでよりリアリティのあるレンダリングイメージを得ることができる。

パーティクル
煙や霧などの微細粉を表現するための機能。プラグインを用いるのが一般的。

被写界深度
通常カメラや目でものを見る際、ピントのあっている領域とあわない領域がある。このピントの合っている領域を被写界深度という。Shadeでもカメラウインドウより焦点を設定することで表現できる。

ファー
毛のこと。髪の毛や動物の体毛など。テクスチャ以外で、リアルに表現するためにプラグインを使うのが一般的。

フレネル
見る角度によって反射率や透明度が変化する現象を制御する。
 
 
ま行
 

 
や行
 
 
ら行

リフレクション(反射)
周囲の環境の映り込みを設定する。Shadeの反射に相当。

ルミノシティー(自己発光)
物体自身が発光する表現に使う。電球などの照明やビームのようなものに適当。これを光源として用いることもできる。Shadeでは発光に相当。
 
 
わ行
 
 
アルファベット

Redqueen
高速・高機能でいて、超美麗画像が得られるレンダリングツール。プラグインが使えるグレードのShadeなら簡単に利用可能(単体でもレンダリングは可能)。現在は無料版は休止中かも。

z値
被写界深度に関するパラメータ。Standard以上なら、レンダリング画像上で右クリックすることでZ値の抽出を選べる。これにより被写界深度をグレースケール画像として出力できる。
 
 
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